smart net アスリート農法解説  スマート・ネット株式会社 新田原研究所

◆バラ栽培

 植物は、太古の昔から生命活動を繋いできました。その間多くの希少の変化・変動に順応し、生息地域の動植物の環境の変化も対応してきました。近年の地球温暖化により、干ばつや熱波などの異常気象が、今後も地球規模でより頻発すると予測されております。 このような異常気象が起こると農作物の生産に対して質・量ともに大きな損害が生じます。そのため、植物における環境ストレスへの応答メカニズムを分子レベルで詳しく理解する必要性が高まっております。最近の農学分野においては、旧来主流の肥料中心の農芸化学分野から、植物の生育メカニズムついて、農業生物工学(遺伝子組み換え、ゲノム編集)、農業物理学、植物生理学、遺伝子生態学、分子生物工学、微生物学など理数系の分野の研究が勧められるようになってきました。
 また、人為的な植物の生育阻害要因である残留肥料による土壌汚染およびこれに伴う病害虫の発生と農薬の関係は、それに強い種子の開発、遺伝子組み換えなどでの対応など、複雑な問題を抱えるようになりました。2000年から人類に多大な影響を及ぼしたコロナウィルスのように、植物に影響する病原菌・ウィルスも変異・変態を繰り返すことで、農薬の効果が発揮されなくなり、さらに強力な農薬の開発やゲノム編集などで対抗されるようになりました。
地球上での人口増加と飢餓問題は、国連でも大きなテーマとなってきております。SDGsでも食糧問題、廃棄食品問題が項目に上げらておりますが、森林の開発などでの砂丘化が広がっていることも深刻な問題となっています。
 農薬問題では、他方有機農業の推奨も各国盛んになっており、生産量も問題、品質向上も目標と、農業の目標テーマも多岐にわたってきています。
私共は、国連経済社会理事会のNGOに協力し、「植物ホルモン」と「微生物」を使った植物を活性化を促進し、異常気象、環境問題、農薬問題、病害虫問題を解決すべく、農業法人と組んで「露地栽培」と「都市型農業」の両面で実証栽培を行っております。

◆植物ホルモンとは

植物ホルモンとは、植物の体内で生産され、植物の成長を微量で調節する低分子量有機化合物のことです。植物ホルモンであるオーキシンの研究の歴史は、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンと、その息子フランシス・ダーウィンが、「植物の運動」という本(1880年)で、植物が光を感じて茎や根の成長方向を変えるのに重要な植物ホルモンが存在することを予言したことに始まります。2011年頃より、最先端の質量分析装置の開発により、それまで謎とされていたオーキシンの生成が解明され、以来数種類の植物ホルモンが発見されています。これらは、実験室レベルでは、いろいろ実証栽培が行われていますが、化学合成のホルモンを使用した実験では適合率が非常に悪く、一部の合成ホルモン(ジベレリンやエチレン)を除き、実用化は出来ていないとされています。生合成経路植物体内で生成される植物ホルモンは、数億分の1gほどの量しか存在せず、通常の生育下では2週間で使い切るとされています。(大手種苗会社実証試験)また、仮に植物ホルモンを抽出しても、すぐに気化することから、学術的には天然植物ホルモンの実用化は未だ実現されていないとされています。

◆オーキシン

”司令塔ホルモン”と位置づけられる最初に発見された植物ホルモンです。植物の生育および大きさ、形状をコントロールする機能を持ちます。植物の生育を活性化させるホルモンです。
現在利用されているのは、合成オーキシンやオーキシン系除草剤を薄めたものです。
植物ホルモンの研究はダーウィンのオーキシンの予言から始まりました。

●アスリート農法で使用するアミニンαに含有されている成分①です。

◆サイトカイニン

植物を成長させつつ、若々しさを保つ役割を持つ植物ホルモンです。カルス(未分化細胞)を発生させ、芽、葉、茎の生理機能を調整し、生育を活性化させます。
カルスをストレスを受けている部位に集中させることで、その部位の耐性を強化します。乾燥や塩分濃度に対する抵抗もこのホルモンが調整します。
アスリート農法で、処置した場合は、このカルスが潜在的な能力を発現し該当部位を発展させる場合があります。
●アスリート農法で使用するアミニンαに含有されている成分②です。

エチレン主に植物の成熟と老化を促すホルモンです。また別の機能としては種子を休眠させる働きを持っています。果実の組織である細胞壁の分解に関わる酵素の合成を誘導し、果実を色付けたり柔らかくしたり、甘くしたりと、成熟した状態に導くことが主な働きです。落葉や落果の促進をしたり、茎や根、芽の伸長を抑制したりする作用もあわせ持ちます。
ジベレリン主に植物の成熟と老化を促すホルモンです。主な作用のひとつが種子の発達と成熟、そして種子を休眠させることです 植物細胞を伸ばすことにより伸長成長を促進する機能を持つ。植物を目覚めさせ、伸ばしたり開花させたり結実させたりを推し進めるホルモン。 花芽形成・開花促進 - 花弁類の開花促進に利用されている。ブドウでは、合成のジベレリン・ホルモンで、単為結果を促進し、種なしブドウの栽培に利用されている。
アブシジン酸植物を眠らせる、乾燥に対する耐性を得る機能を持つ。ABAは種子の成熟や休眠、落葉などに関与している。その他に、気孔の閉鎖を誘導し水分の蒸散を抑える。細胞の水分状態を保つ働きを持つ防御物質の蓄積を促進するなどの作用を受け持つ。
ブラシノステロイド花粉管の伸長の促進や病害をはじめとする様々なストレスへの耐性付与する機能を持つ。植物が生産・利用するステロイドホルモンであり、現在、約70種の類縁体が確認されている。植物の伸長成長やストレス耐性などに関わり、極微量で強力な生理活性を示すことが知られている。
ジャスモン酸主に植物の傷害に対応するホルモンです。植物の成長抑制や老化、花芽の成熟や稔性などの生長調節とともに、傷害や病害等のストレス応答にも関わる機能を持つ。果実の熟化や老化促進、休眠打破などを誘導する。また傷害などのストレスに対応して合成する。
サルチル酸病害への抵抗を担う植物ホルモンです。昆虫からの食害等の場合は天敵の昆虫を呼んだり、隣にいる植物が受け取ることによって、隣の植物が免疫応答を活性化させる。病原体に感染した細胞が即座に自発的なプログラム細胞死を引き起こし、病原体を感染部位周辺に封じ込めて感染拡大を防ぐという免疫メカニズムを持ってういる。
フロリゲン近年発見されたホルモンで、花芽形成を誘導するためのホルモンです。成熟した葉が日長を感知するとフロリゲンが合成され、フロリゲンが茎頂へ移動して花芽を形成する
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